肩凝りと五十肩の違い
五十肩を単なる肩凝りが酷くなったようなものと思われる方もいるようですが、肩コリと五十肩は、全く別の疾患です。
五十肩の主な症状
肩から腕にかけて痛む
腕を動かそうとした時に痛む
腕が上がらない
後ろ側に腕を回せない
ひどい場合は夜も眠れないほど痛む
これらの症状は肩コリや単なる筋肉痛では起こりません。
みなさんの身近にも「肩が痛んで腕が上がらない」という症状が出た大人がいた記憶があるのではないでしょうか。
五十肩の原因は日常的に肩関節や周辺の筋肉を酷使することと、加齢に伴う老化によるものとされていますが、詳しい因果関係はわかっていません。
普段から運動して筋力があれば防げるというものでもないので、完全な予防策は今のところ見つかっていません。
ある日突然、ふと腕を動かした時に肩から腕にかけてピリッと痛みが走り、「もしや五十肩では?」と気付く場合がほとんどです。
ただし、五十肩に似た症状の他の病気の場合もあります。
また、放っておけば治るものと放置する人もいますが、重症化すると夜も眠れないほどの激痛に悩まされることもある、辛い病気です。
「たかが五十肩」と軽く見ることなく、まずは医師の診断のもとに適切な治療を受けることが必要です。
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