冷えは大敵!肩を温めるとよい
五十肩は、肩を冷やすと痛みが強くなったり、更に硬くなってしまいます。
治療の基本として、温熱療法があります。
肩や腕の血行を良くするため、肩周辺を温めることが大切です。
ただし初期の段階では、筋肉に炎症が強く起きているので温めません。
無理に動かさずに、痛み止めの薬を飲んだり、湿布薬や塗り薬で炎症がおさまるのを待ちます。
肩の痛みが落ち着いてくると、炎症が治まってきた状態です。
筋肉の拘縮期となり、インナーマッスルが硬くこわばり、麻痺を起こしています。
このタイミングで温めて、血流を促し、痛みが出ないギリギリの範囲で動かし始めます。
夏場はエアコンの冷気や、扇風機の風などが直接方に当たらないように注意しましょう。
入浴は症状の改善に効果的です。
ぬるめのお湯にゆっくりと浸かり、無理のないようにマッサージをしたり、肩甲骨を回すなど腕を軽く動かしてみましょう。
肌着はなるべく肩を覆い首周りの温かいものを選びましょう。
市販の肩用サポーターも頼れるアイテムです。
冬場など、寒い時期や夜間痛が強い時には、肩周辺にカイロを当てて温めると効果的です。
寝るときには、肩当てを使うと首周りが暖かく快適です。
肩当ての代わりにマフラーやストールなどを使ってもいいですね。
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