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つらい痛みとどう付き合うか

辛い時は痛み止めの薬を使う

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五十肩はいずれ治るものとわかっていても、完治するまでには1年ほどの長い時間がかかります。
悪化させず、なるべく短く済むようにと誰しも思うもの。

 

痛みを抑える工夫をするなどしながら、うまく付き合っていく必要があります。

 

特に初期は、じっとしていても動かしても激しく痛むことが多いために、世間で思われている以上に辛く、実際に経験してみると驚いてしまうほどです。
眠れないほど夜間痛のある期間は、精神的なダメージもかなり大きいものです。

 

普段何気なくやってきた日常生活にも支障をきたすうえ、痛みが続くと気が滅入ってしまいがちで、鬱になってしまうこともあります。

 

仕事を休むこともやむを得ないほど症状が激しいこともあるにも関わらず、例えば、ぎっくり腰の場合は仕事を休めても、五十肩では理解が得られないのではないかという話もあります。

 

ここはなんとか周囲の理解を得るしかありませんが、数日で良くなるといった、短期間で快方に向かうようなものでないために目処が立たないのも困ったところです。

 

痛む時は我慢しすぎず、整形外科で相談しながら、痛み止めのお薬を出してもらいましょう。

 

普段の生活で気をつけていただきたいのが、とにかく「肩を冷やさない」ということ。

 

肩を冷やすと痛みが増してしまいますので、冬はもちろん、夏場でもなるべく肩の露出を避ける服装をしましょう。
エアコンや扇風機の風などが直接当たらない工夫も必要です。

 

整形外科での主な治療方法のひとつとして、温熱療法を行います。
ジェル状の温熱剤が入ったホットパックで患部を温めたり、マイクロ波を当てて温める温熱機器を用います。

 

温熱療法は、関節の動きが悪くなっている時期に適した治療法で、患部を温めることで血行を促進します。
これにより痛みが緩和され、筋肉がほぐれることで肩関節の動きがスムーズになります。

 

自分でも、普段の生活に温熱療法を取り入れるのが効果的です。

 

肩用のサポーターやカイロで温めたり、しっかり入浴して温めることも有効だといわれています。

 

電気毛布をショールの様に巻いたり、首はネックウォーマーもオススメです。
辛い痛みを抑えるには、とにかく首から肩口にかけて温めることが大事です。

 

よく温めながらのマッサージは硬くなった筋肉をほぐすのに効果があります。
無理のない範囲でストレッチを行いましょう。

 

 


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